ニュースリリース

IBM、 AI を活用し、選手の試合予測と洞察をマスターズ・デジタル・エクスペリエンスに提供

2022年04月 8日

2022年4月8日

 

マスターズの公式デジタル・パートナーであるIBMは、一連のアプリケーションとテクノロジー・イノベーションを通じて、トーナメントのデジタル・エクスペリエンスを再びサポートします。2022年のトーナメントでは、「Projections with IBM Watson」が導入されます。AI機能によって、天気、過去のパフォーマンス、経歴情報など22の異なる学習データと、フェアウェイ、グリーンといった40以上のコースゾーンを分析し、今年のマスターズに参戦する各ゴルファーの日々の試合予測を生成します。2021年のトーナメントで発表された、選手の試合予測と洞察は、全ての出場選手に関するAIによる洞察です。この選手の試合予測と洞察と「Projections with IBM Watson」は、マスターズ・ファンタジー・ページと選手のプロファイル・ページに統合されるほか、マスターズ・アプリとオンライン・エクスペリエンスで使用できます。

 

IBM Consultingチームは、選手の試合予測と洞察を作成するために、IBM Watson StudioのAutoAI機能を活用して、6年分のマスターズのデータ (2016-2021) を使用するAIモデルを学習しました。これには12万個を超えるゴルフ・ショットのデータが含まれます。このソリューションは、各ゴルファーの過去の成績や経歴など、いくつかのデータ・ポイントを考慮します。学習データとコースゾーンの情報をそれぞれ考慮することで、「Projections with IBM Watson」は、例えば全選手にとって最も面白いホールや、全選手のコンディション、最高スコア、上位選手の最終成績予測、全ラウンドで予測されるマスターズ・ファンタジー・ポイント、といった予測を立てることができます。

 

IBMは、25年以上にわたってマスターズのデジタル・パートナーであり、世界中のマスターズ・オーディエンスに比類のない体験を提供するために、協力してきました。1996年のMasters.orgの立ち上げ以降、マスターズはIBMと協力してハイブリッドクラウドへの移行を進め、ワークロードを簡素化し、クラウドとAIのテクノロジーを通じて、新しい顧客体験を提供してきました。AIによるハイライトの導入、3分間でのラウンド、AIとハイブリットクラウドのデジタル機能である「MyGroup」やAIを活用した選手分析、 IBM Watsonによる選手の試合予測と洞察など、テクノロジーの実装を行ってきました。

 

Red Hat OpenShift とIBM Watsonの両方を採用したマスターズ・アプリとデジタル・エクスペリエンスには、トーナメント中にこれらのイノベーションをお客様のために実現する機能があります。イノベーションのペースが加速化し、これらを体験できることは、IBMハイブリッドクラウドが高機能だとの証です。

 

マスターズは 2022年4 月 7日から 10 日にかけて、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ (GCC) で開催されます。実際のテクノロジーを確認するには、Masters.com またはモバイル・デバイス上のマスターズ・アプリ (App Store および Google Play Store で入手可能) にアクセスしてください。

 

関連情報

 

当報道資料は、2022年4月6日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。https://newsroom.ibm.com/IBM-Brings-AI-Powered-Player-Projections-and-Insights-to-the-Masters-Digital-Experience 

                                            以上

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