ニュースリリース

スマート・アナリティクスと日本IBM、IBM watsonxを活用してSPSS製品のQAやおすすめの使い方をガイドするAIの開発を開始

2023年12月18日

2023年12月18日

スマート・アナリティクス株式会社

日本アイ・ビー・エム株式会社

 

スマート・アナリティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:畠 慎一郎、以下 スマート・アナリティクス)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口 明夫、以下 日本IBM)は、IBMの統計分析ソフトウェアIBM SPSS製品の使い方を生成AIが対話形式でナビゲートするソリューション「Smart AI Support with watsonx(以下、本ソリューション)」の開発を開始しました。本ソリューションにより、既存SPSSユーザーのみならず、これから分析を始める方であっても、より楽しく、簡単に、正確に、速くデータ分析が可能となります。

 

IBM SPSS製品は、統計解析・分析のためのツールやデータ・プラットフォームを提供するIBM® SPSS Statisticsと、機械学習を使った予測分析やモデル管理などを提供するIBM SPSS Modelerを主力製品として、全世界で28万人以上に利用されているデータ分析ソフトウェアです。専門知識を必要としなくても操作が簡単なユーザー・インターフェースで多くのお客様に活用されています。一方で、機能が多様で豊富なため、全ての機能を把握した上でそこから適切に自社にあった使い方を選択できなかったり、高度な機能や新機能をうまく使いこなせていないこともあったりします。

 

本取組では第一弾として、大学や医療関係者を対象に、SPSS製品のおすすめの使い方などを対話形式でナビゲートする機能を開発します。一般的に公開されているマニュアルやユーザーガイドに加え、これまでスマート・アナリティクスが独自に作成し、蓄積してきた教材やノウハウなどをIBM Watson® Discoveryにより自然言語から必要な情報と洞察を抽出。その結果をwatsonx.ai™のLLMモデルでチューニングして精度を高め、より自然な文章を生成できるようにします。そして、直感的なユーザー・インターフェースを備えたwatsonx™ Assistantを活用することで対話機能を高めます。こうしたアセットを活用することで、短期間で開発を完了することができ、自社でAIを開発することと比較し、より短期間かつ容易にソリューションを開発し、実装することを目指します。

 

本ソリューションの開発は、スマート・アナリティスクスの知見とIBMの製品と開発支援という共創を具現化するものです。今回、スマート・アナリティクスは、IBMのパートナー支援施策「Build Fund」を活用することでソリューション開発費用を確保し、IBMの共同開発技術チーム「IBM Build Lab」とCSM(カスタマー・サクセス・チーム)が技術支援を行い、外部開発企業が開発を実施します。また、開発後は本ソリューションのマーケティング費用をIBMから一部拠出する「共同マーケティング・プログラム」の適用を検討していく予定です。さらに、提案活動をIBMデジタルセールスとも実施する予定です。

 

両社は今後、本ソリューションに関する開発ノウハウおよびマーケティング戦略を活かし、企業や大学、病院などに対する新たなAIソリューション開発と展開を検討していく予定です。

 

以上

 

【お客様の問合せ先について】

SPSSのおすすめの使い方をガイドする「Smart AI Support with watsonx」に関しては、以下までご連絡ください

スマート・アナリティクス株式会社

代表取締役 畠慎一郎

Mail: jpsales@smart-analytics.jp /  Tell: 03-5786-6620

 

企業向け生成AIを活用して、ソリューション開発をされたい企業ご担当者様は、以下までご連絡ください

日本アイ・ビー・エム株式会社 パートナー事業本部

新規事業開発営業部 望月雄仁

Mail:yujin.mochizuki@ibm.com / Tell: 080-5915-0479

 

IBM、ibm.com、IBM Watson、watsonx、watsonx.aiは、米国やその他の国におけるInternational Business Machines Corporationの商標または登録商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/trademarkをご覧ください。

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