ニュースリリース

ソフトバンクの「Twinアクセス」が、みずほ銀行の店舗外ATM用の通信回線に採用

~店舗外ATMの無線化によるコスト低減と高い信頼性を実現~
2019年06月 5日

TOKYO - 05 6 2019: 
2019年6月6日

 

ソフトバンク株式会社
みずほ情報総研株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)が2019年3月から新たに提供を開始した法人向けモバイルネットワークサービス「Twin(ツイン)アクセス」が、株式会社みずほ銀行(以下「みずほ銀行」)の店舗外ATM用の通信回線として全国で順次採用されることが決まりましたのでお知らせします。今回の採用は、みずほフィナンシャルグループのIT戦略会社であるみずほ情報総研株式会社(以下「みずほ情報総研」)およびシステムインテグレーターである日本アイ・ビー・エム株式会社(以下「日本IBM」)が行った複数社のサービスの検討および検証結果から総合的に判断され、両社の推奨の結果、ソフトバンクの「Twinアクセス」の採用が決定しました。

みずほ銀行は、これまで店舗外ATMにおいて、信頼性が高く、容易に導入できるメタル回線を利用してきましたが、メタル回線から光回線への切り替えが進むなどの外部環境の変化を踏まえ、メタル回線に替わる新たな通信回線の導入を検討してきました。しかしながら、光回線は高い導入コストが課題となっていました。

ソフトバンクでは、メタル回線の代替として、法人向けモバイルネットワークサービス「Twinアクセス」の開発を進め、2017年10月からフィールドトライアルを実施して、2019年に商用サービスを開始しました。「Twinアクセス」はモバイル回線のため、光回線と比較して低コストでありながら、2回線のモバイル回線を常時接続した状態を保つことで信頼性を高めたネットワークサービスです。

今回の採用に当たっては、みずほ情報総研が中心となって、日本IBMによる技術的な提言の下、金融業界におけるネットワークの知見を活用し、ソフトバンクと共に「Twinアクセス」の導入によるATMへの稼働影響を実機および実環境で検証し、無線ネットワーク導入のフィージビリティー(実現可能性)を見極めました。また、導入における安全な移行ステップを確立するとともに、「Twinアクセス」展開拠点におけるネットワーク稼働状況を容易に確認できる可視化されたシステムを構築することで、より安全な導入を可能としています。

今後、みずほ銀行を含めた4社が連携し、信頼性や導入プロセスなどの確認を行った上で、2019年度中に全国の店舗外ATMの通信回線に「Twinアクセス」を順次導入していく予定です。

「Twinアクセス」の詳細は、こちらをご参照ください。
URL:https://www.softbank.jp/biz/nw/smartvpn/detail/twinaccess/

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