ニュースリリース
北陸銀行のロボアドバイザーの構築を支援
株式会社Finatext
日本アイ・ビー・エム株式会社
日本情報通信株式会社
株式会社Finatext(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林 良太、以下 Finatext)、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、社長:エリー・キーナン、以下 日本IBM)、日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、社長:廣瀬 雄二郎、以下 NI+C)は、株式会社北陸銀行(本社:富山県富山市、頭取:庵 栄伸、以下 北陸銀行)が本日開設したロボアドバイザー「投信ロボアドバイザーはてなくん」の構築を支援しました。
北陸銀行は「地域のみなさまに親しまれ、頼りにされる銀行」を目指し、「地域共栄」・「公正堅実」・「進取創造」の経営理念のもと、業務を推進しています。金融とITの融合によって新たな金融サービスが生み出されるフィンテックにも積極的に取り組んでおり、今回、ロボアドバイザーを開設し、投資信託分野におけるお客様サービスの向上を図ることになりました。
ロボアドバイザーは、スマホやタブレットといったモバイル機器から、年齢や運用目的などのいくつかの簡単な質問へ回答いただくことにより、お客さまの投資スタイルを判断し、ポートフォリオ(資産配分)や商品の提案を行うサービスです。これにより、利用者は最適な分散投資の提案を参考にし、資産運用を行うことができます。 ロボアドバイザーは、Finatextと日本IBMが協業して開発しました。FinatextはロボアドのエンジンやUI/UXを提供し、日本IBMはアプリ基盤の構築を担当しました。今後も金融機関へ同様のサービスの提供を行っていくことを目指しています。
また、ITインフラは、IBMクラウドの「IBM Bluemix Dedicated」上でNI+Cが構築・提供する「NI+Cアプリ開発・実行環境提供サービス(NI+C Cloud BMD)」を採用しました。日本IBMとNI+Cは2015年10月に「地方銀行向けBluemixコンソーシアム」を設立し、IBM Bluemix上でのAPIやアプリケーション開発、運用支援を行い、地方銀行のFinTech活用を推進しています。
IBM Bluemix Dedicatedは、IBM Bluemixが提供するアプリケーションやAPIなどの各種サービスに加えて、お客様専用のシングルテナント環境を提供します。また、VPN経由やネットワークに直接接続することで、自社環境と同じように利用することができます。さらに、基盤やサービスの運用管理はNI+Cが行います。これにより、クラウド活用において金融機関のお客様にとって課題となる各種規制やコンプライアンスへの対応を行いやすく、お客様はアプリケーションやサービスの構築に注力できます。
NI+Cアプリ開発・実行環境提供サービス(NI+C Cloud BMD)はNI+Cが「IBM Bluemix Dedicated」上に構築した、地方銀行向けBluemixコンソーシアム用のスマホアプリ/Webサービス開発・実装環境提供サービスです。「IBM Bluemix Dedicated」上に実装されたIBM Watsonを始めとする各種APIを利用可能とするなど、スマホアプリ/Web系サービス開発・実装に必要十分な機能がパッケージ化されており、ネットワーク接続もユーザー向けのインターネット接続、基幹システム連携向けのセキュアドネット接続の両方がサポートされ、スピーディーかつ高品質でセキュアなイノベーション開発・推進への貢献が期待できます。
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