ニュースリリース

ワイズマン、おむつ最適化プランを提示する新サービス 「おむつ最適化支援AI」の提供を開始

おむつの使用履歴や利用者情報などの記録を分析して、利用者ごとの最適なおむつプランを開発・提案
2017年09月25日

TOKYO - 25 9 2017:
2017年9月25日

株式会社ワイズマン
日本アイ・ビー・エム株式会社

株式会社ワイズマン(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:湯澤 一美、以下「ワイズマン」)は、排泄介護の必要な利用者向けに最適なおむつプランを提案する新サービス「おむつ最適化支援AI」を11月下旬より販売を開始します。新サービスでは、過去に使用したおむつの記録をベースに当社のアルゴリズムを用いて、利用者が使用するおむつのアセスメント、おむつプランの提示、および成果レポートを提供します。また、過去の介護記録データの分析には、IBMの統計解析ソフトウェア「IBM® SPSS Modeler」を採用します。

団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて高齢化が進み、介護事業所においては介護職員の人手不足が深刻になり、職員の離職防止や定着が課題となっています。中でも、排泄介助は介護職員が行う介助の中で回数が多く、特に夜間の排泄介助は負担を感じることの多い業務です。一方、利用者にとっては、介助時の身体的負担や、漏れによる精神的不安につながる場合があります。

新サービス「おむつ最適化支援AI」では、漏れによる更衣を減らす最適なおむつプランを提案することで、利用者の精神的不安を軽減し、クオリティー・オブ・ライフ(QOL)の向上を図ります。また、排泄介助回数を削減することで、介護職員の負担を軽減することに加え、事業所全体としての物的・人的コストの抑制、介護事業所の経営環境の改善に貢献します。

「IBM SPSS Modeler」は、高度なデータ分析のための統計解析ソフトウェアです。大量のデータから正確な予測モデルを素早く構築し、個人、グループ、システム、企業のより良い意思決定を支援します。テキスト分析、 エンティティー分析、意思決定の管理と最適化など、さまざまな種類の高度なアルゴリズムと分析手法によって、ほぼリアルタイムで洞察を活用することができます。

今後もワイズマンは、IBM SPSS Modeler(統計解析ソフト)などを活用し、よりよい医療・介護の実現に貢献して参ります。

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