ニュースリリース

IBM Watsonのビジネス・パートナーを拡大し、実績あるソリューションをカタログ化してIBMクラウドで提供 - ソフトバンクとの戦略的関係もさらに強化 -

2017年09月27日

TOKYO - 27 9 2017:
2017年9月27日

日本IBMは、規模や業種を問わずより多くのお客様にIBM® Watsonを活用したアプリケーションやサービスを迅速に提供していけるよう、ビジネス・パートナーとの連携を強化していきます。同時に、これまで提供してきた実績のあるソリューションをカタログとしてまとめ、10月11日からパートナーとともにIBMクラウドでお客様に提供していきます。これまで個別に提供していたサービスをソリューション化することで、お客様はより短期間で安価にAIを活用したサービスを導入できるようになります。

日本IBMは2015年からソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)と共同で日本でのIBM Watsonの展開を推進し、IBM Watsonの日本語化に取り組んできました。両社はこれまでに、コールセンターでの問い合わせ対応業務や、チャットボットを活用したマーケティング業務から人事の採用業務まで、多くの企業や組織における業務をIBM Watsonで支援しています。

こうした導入実績を踏まえAIの市場が立ち上がってきたことを背景に、日本IBMはソフトバンクとの協業を強化し、より多くのお客様に迅速にIBM Watsonの活用による業務変革に取り組んでいただけるよう、日本IBMの全てのビジネス・パートナーもIBM Watson日本語版APIの提供を行えるようにしました。また、ソフトバンクはIBM WatsonだけにとどまらずIBMクラウドを広く取り扱うことで、より包括的なソリューションをお客様に提供可能となりました。ソフトバンクとは引き続き、お客様イベントの共同開催やソリューションカタログの共通化など、共同でのマーケティング活動に積極的に取り組んでいきます。

日本IBMは高い技術スキルを持ち、IBM Watson APIの開発基盤を自社に構築したビジネス・パートナーに対し、業界特化型知識ベースの作成支援や技術支援など、最新のスキルをいち早く獲得できるよう支援していきます。本日時点で、以下の企業がIBM Watson APIの提供やシステム構築、IBM Watsonを活用したパッケージの展開などに取り組んでいます。

株式会社インテック、株式会社AIT、エス・アンド・アイ株式会社、NCS&A株式会社、株式会社シグマクシス、株式会社システム情報、情報技術開発株式会社、株式会社電通国際情報サービス、トランスコスモス株式会社、日本情報通信株式会社(五十音順)

また、日本IBMが実績をもとにカタログ化したソリューションには、工場などの現場作業員が障害状況の画像を送信するとIBM Watsonが学習した専門知識をもとに適切な情報を提供する「フィールド・テクニカル・アドバイザー」や、導入実績や引き合いの多いチャット・ボット・ソリューションをベースとしたワン・トゥ・ワンマーケティング用ソリューション「チャットボットを活用した新しい顧客接点ソリューション」など16のソリューションが含まれます。

日本IBMは、戦略的パートナーであるソフトバンクをはじめとするパートナーとの協業を通じ、こうしたソリューションを順次拡大し、IBM Watsonの活用によるお客様の業務変革を力強く支援していきます。

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