ニュースリリース

システム復旧の自動化ソリューション 「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」

2017年10月12日

TOKYO - 12 10 2017:
2017年10月12日

日本IBMは、ITインフラの複雑化がシステム停止のリスクを増大させている中、システム復旧の自動化ソリューションを実現するソフトウェア「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」の発売を開始しました。「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」は、IBMが2016年11月にSanovi Technologiesを買収し既存のIBM レジリエンシー・サービスのラインナップに新たにソフトウェアを追加しました。

デジタル社会へと進展するにつれ、ITシステムの活用がビジネスに多大な影響を及ぼすようになり、システム・トラブルや災害時でもシステムを早急に復旧させて事業を継続することや、常時稼働のニーズが高まっています。また、ITインフラが多様化・複雑化する中、システム復旧の方法や事前対策も複雑となり運用の負荷が増大しています。そのため、標準化や自動化の活用、プロセスの可視化、シミュレーションの行いやすさ、といったシステム復旧対策を強化することが求められています。

「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」は、個々のシステム単位で本番環境から復旧環境へ切り替える従来の方法ではなく、業務単位でシステム復旧を捉えてシステム復旧の手順を標準化し、人を介することなく自動化にてシステム復旧を行えます。お客様は、すでに構築済みのシステム復旧の仕組みを生かしながら、新たなシステム復旧のシステムを構築するため、コストを抑えた対策が可能です。また、復旧のプロセスをダッシュボードで可視化できるため、復旧状況を把握しやすくなります。さらに、本番環境を停止させることなく切替シミュレーションができるため、復旧の訓練を充実して行うことができます。

「IBM レジリエンシー・オーケストレーション」の価格(税抜き)は123,800円から、提供開始は2017年11月1日です。ソフトウェアとして提供するため、お客様の要件に合わせて柔軟なシステム復旧の環境を構築できます。また、運用支援までを含めたサポートを希望するお客様には、クラウド・サービスとして「IBM クラウド・レジリエンシー・オーケストレーション」の提供を開始しています。

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