ニュースリリース

日本生命、セキュリティーを強化した最新IBMメインフレーム「IBM z14」を採用、国内金融機関で初

機密性の高いお客様データをより強固なセキュリティー基盤で運用
2017年10月24日

 

TOKYO - 24 10 2017:
2017年10月24日

日本IBMは、日本生命保険相互会社(以下、日本生命)がIBMの最新メインフレーム「IBM® z14」の採用を決定したことを発表します。これは、日本国内金融機関における初の採用となります。日本生命では、2018年5月よりz14を災害対策ソリューション(GDPS)と組み合わせて運用を開始する予定です。

日本生命は、IBMメインフレームを長年に渡り、生命保険業務の基幹系システムにおいて使用しており、2015年にはハードウェア暗号化機構(Crypto Express)による従業員向けのマイナンバー登録・参照業務の運用を開始するなど、機密性の高いデータを取り扱う強固なセキュリティー基盤としても活用してきました。今後は、本番環境においても個人情報や契約情報などの機密性の高いデータをz14で管理していく計画です。

z14はシステム上の全てのデータを次世代ハードウェア暗号化機構(Crypto Express6S)で暗号化することができます。暗号化に伴う、アプリケーション変更を最小限に抑え、パフォーマンスへの影響なく、コスト増加も不要となります。外部ハッカーの標的となりやすい暗号化キーはハードウェアにより保護されており、物理的な開封、電気的な内部解析を行おうとするとキーを消去します。全方位型暗号化、妥協無き高度なセキュリティー機能が日本生命でのz14採用の決め手となりました。

日本生命では、次年度以降に計画されている大規模プロジェクトにおいて、IBMメインフレームを基盤ロードマップ上の中核製品として位置付けています。メインフレームで稼働する基幹系システムは、将来的にIBM APIコネクトを利用した代理店業務とのサービス連携などへの展開・拡大も視野に入れ、保険契約者のデータ保護、顧客サービスのさらなる拡充を見込んでいます。

日本生命保険相互会社については、以下のURLを参照ください。
http://www.nissay.co.jp/

「IBM z 14」の詳細ならびに最新情報は、以下のURLを参照ください。
https://www.ibm.com/systems/jp/z/

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