ニュースリリース

JAL×IBM IBM Watsonの画像認識技術を活用してハワイのおすすめスポットを提案

~バーチャルアシスタント「マカナちゃん」第3弾~
2017年12月 5日

TOKYO - 05 12 2017:

2017年12月5日

日本航空株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社

日本航空株式会社(本社:東京都品川区、以下「JAL」)は日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、以下「日本IBM」)の協力により、チャット形式の自然な対話で、ハワイの現地情報やおすすめスポットを回答するバーチャルアシスタント「マカナちゃん」の機能を強化し、12月5日からサービスを開始します。
JALは同社のホームページで「マカナちゃん」のサービスを昨年12月に開始して以来、1年にわたりサービス向上を図ってまいりました。サービス開始当初は「赤ちゃん連れでハワイ旅行を予定している方」に対象を限定していましたが、2017年7月からは「トリップアドバイザー」との連携を開始し、ハワイ島のさまざまな施設情報を最新の口コミや画像付きで提示しています。また、利用者のSNSでの投稿内容をもとに性格分析を行い、個人の性格に合った携行品を推奨するなど、快適な旅行を支援する情報を提供しています。「マカナちゃん」の月間利用者数はサービス開始時と比較し、11月末時点で約2.5倍に拡大しており、満足度は80%を超えています。
JALは今後も、日常生活から旅行の予約、空港や現地での過ごし方、帰路から再び日常生活に戻るまでの全てのフェーズを支援できるよう、「マカナちゃん」のサービス向上を続けてまいります。


 

画像認識技術を活用したおすすめスポットの提案

1つ目の機能強化では、利用者が自身で撮影した写真や、見たい景色、食べたいものなどの画像をチャット画面上で「マカナちゃん」に送信することで、画像の分析結果とそれに応じたハワイのおすすめスポットの情報を受け取ることができるようになります。例えば、ゴルフ風景の写真を送信した場合、「ゴルフを見つけたよ!そんなあなたにオススメなのはココ!」と、ハワイにあるゴルフ場の情報が表示されます。

これは、これまで使用していたIBM® Watsonの会話(Conversation)機能、性格分析(Personality Insight)機能に加え、画像認識(Visual Recognition)機能を新たに活用した取り組みです。Watsonが画像内に含まれている情報や特徴を抽出し、それに応じたおすすめスポットを世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」内の施設から探し出し、利用者に提示する仕組みとなっています。対象エリアもハワイ島(コナなど)に加えオアフ島(ホノルルなど)にまで拡大し、より幅広いおすすめ情報の提供を行ってまいります。
 

SNSログインによる性格分析サービスの診断結果表示

2つ目の機能強化は、2017年7月より提供を開始している性格分析サービスの機能強化です。SNSログインすることにより、投稿内容をもとに利用者を9タイプに分類する本サービスは、当初、結果のみを表示するサービスとして展開しておりましたが、診断結果の詳細を確認できるようになりました。
サービス提供開始以来、「マカナちゃん」利用者の平均40%以上の方にSNSログインしていただいており、多くの方に楽しんでいただいておりますが、アンケートでは「診断内容が知りたい」「なぜこのタイプになったのか」など、詳細を知りたいとのご要望にお応えすることにしました。

 

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