ニュースリリース

協和エクシオ、情報通信事業の業務改善にIBM API Connectを採用

2018年01月10日

TOKYO - 10 1 2018:
2018年1月10日

日本IBMは、株式会社 協和エクシオ(以下、協和エクシオ)に情報通信事業の業務改善によるインフラ構築の効率向上とコスト削減を目的に、API運用の包括ソリューションである「IBM® API Connect」が採用されたことを発表します。

協和エクシオは、光ファイバーケーブル等を用いた固定通信や携帯電話等の移動体通信などの情報通信インフラ構築での実績に加えて、長年培ってきた環境・土木技術や電気設備技術などを活用した環境・社会インフラの構築や運用の分野の事業を中核としています。現在、同社では、日々変化する経営環境において、徹底した効率化による収益力の強化を図るとともに、グループ一体で既存技術とサービスを融合させシステムソリューション事業を第2の柱へ育成するなどの事業ポートフォリオの再構築を推進しています。

協和エクシオは、このような取り組みを推進する一環で、通信設備工事プロジェクトを支援する社内向け工事管理システムを増強するため、昨年、IBM Integration Busを導入して会計、人事給与、物品調達などの基幹システム間の情報連携の標準化を進めています。今回、同社は、API共通基盤としてIBM API ConnectとIBM DataPower Gatewayを採用することで、各事業部門の工事管理システムから、基幹システムの情報や、法規制、産業廃棄・撤去など全事業部門に共通する機能をAPI経由で利用することを可能とします。

APIの作成、公開、管理にはIBM API Connectを採用し、IT部門にてAPIの利用状況の追跡やAPIのバージョン管理を行います。また、セキュリティ・ゲートウェイとして、IBM DataPower Gatewayを採用し、APIのアクセス制御を実施します。

協和エクシオは、APIによりサービス化した機能を組み合わせる開発手法を新たに用いることで、工事管理に関連するシステムの開発生産性の向上と現場への迅速な展開を推進していきます。将来的にはAPIによるグループ会社との連携も視野に入れ、今後広くAPI基盤を活用していく予定です。また、社内導入で蓄積したIBM API Connect、IBM Integration Busのノウハウは、社外へも提供していくことで、API市場がさらに拡大することを期待しています。

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