ニュースリリース

ウクライナ危機でのIBM社員への支援について

IBM会長兼CEO アービンド・クリシュナのメッセージ
2022年03月 7日

[2022年3月3日(米国ニューヨーク州 現地時間)]

IBM会長兼CEO アービンド・クリシュナは、以下のメッセージを世界中のIBM社員に共有しました。

 

昨日私は、ウクライナでの戦争という惨事について、世界中のIBM社員と話をしました。ここで使うべき言葉は「紛争」ではなく、「戦争」であると認識しています。IBMは暴力および侵略行為を容認しないと同時に、ロシアによるウクライナでの戦争を非難します。

 

この危機の影響を受けているIBM社員を保護し、支援するためにIBMが取った行動のいくつかを共有するとともに、ロシアでのテクノロジーの販売を停止したことを明確にしたいと思います。

 

IBM社員の安全と安心は私たちのすべての意思決定の中心にあり、私たちの最優先事項は影響を受けている地域のIBM社員とその家族です。1か月以上の間、私たちは現地のチームと絶えず連絡を取り、移転や経済的な支援、およびその他の直接的な支援を提供してきました。

 

戦争が始まる前に、私たちはウクライナのIBM社員とその家族に会社費用で移転できる機会を提供し、多くの社員は安全に近隣諸国に移動することができました。また、独自の規則や法律の対象となるロシアのIBM社員の支援と保護にも取り組んでいます。

 

メンタルヘルス支援を含む当社のすべてのリソースがIBM社員のために提供されており、必要な社員は誰でも会社に支援を求めることができます。

 

IBMはロシアでのテクノロジーの販売を中止したことに加え、ロシアの軍事組織とも取引を行いません。また、支援の提供を希望するIBM社員の想いや気遣いが高まっており、そういった社員には、International Red Cross(赤十字国際委員会)への寄付を奨励しています。IBMは、社員の寄付と同額を赤十字国際委員会に寄付します。

 

世界中のIBM社員は、早く平和な状態に戻ることを願う気持ちで、一つにつながっています。私たちは、この戦争が早く終結することを願い、断固とした態度で行動をしている世界の指導者たちを称賛します。

 

IBM会長兼CEO

アービンド・クリシュナ (Arvind Krishna)

 

* 3月6日更新:IBMがロシアでのテクノロジーの販売を停止したことを明確にするために投稿を更新しました。

 

当報道資料は、2022年3月3日(現地時間)にIBM Corporationが公表したブログ記事の抄訳です。原文は下記URLをご参照ください。

https://newsroom.ibm.com/War-in-Ukraine-Supporting-IBMers

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