ニュースリリース
ウクライナ危機でのIBM社員への支援について
[2022年3月3日(米国ニューヨーク州 現地時間)]
IBM会長兼CEO アービンド・クリシュナは、以下のメッセージを世界中のIBM社員に共有しました。
昨日私は、ウクライナでの戦争という惨事について、世界中のIBM社員と話をしました。ここで使うべき言葉は「紛争」ではなく、「戦争」であると認識しています。IBMは暴力および侵略行為を容認しないと同時に、ロシアによるウクライナでの戦争を非難します。
この危機の影響を受けているIBM社員を保護し、支援するためにIBMが取った行動のいくつかを共有するとともに、ロシアでのテクノロジーの販売を停止したことを明確にしたいと思います。
IBM社員の安全と安心は私たちのすべての意思決定の中心にあり、私たちの最優先事項は影響を受けている地域のIBM社員とその家族です。1か月以上の間、私たちは現地のチームと絶えず連絡を取り、移転や経済的な支援、およびその他の直接的な支援を提供してきました。
戦争が始まる前に、私たちはウクライナのIBM社員とその家族に会社費用で移転できる機会を提供し、多くの社員は安全に近隣諸国に移動することができました。また、独自の規則や法律の対象となるロシアのIBM社員の支援と保護にも取り組んでいます。
メンタルヘルス支援を含む当社のすべてのリソースがIBM社員のために提供されており、必要な社員は誰でも会社に支援を求めることができます。
IBMはロシアでのテクノロジーの販売を中止したことに加え、ロシアの軍事組織とも取引を行いません。また、支援の提供を希望するIBM社員の想いや気遣いが高まっており、そういった社員には、International Red Cross(赤十字国際委員会)への寄付を奨励しています。IBMは、社員の寄付と同額を赤十字国際委員会に寄付します。
世界中のIBM社員は、早く平和な状態に戻ることを願う気持ちで、一つにつながっています。私たちは、この戦争が早く終結することを願い、断固とした態度で行動をしている世界の指導者たちを称賛します。
IBM会長兼CEO
アービンド・クリシュナ (Arvind Krishna)
* 3月6日更新:IBMがロシアでのテクノロジーの販売を停止したことを明確にするために投稿を更新しました。
当報道資料は、2022年3月3日(現地時間)にIBM Corporationが公表したブログ記事の抄訳です。原文は下記URLをご参照ください。
https://newsroom.ibm.com/War-in-Ukraine-Supporting-IBMers
Release Categories
プレスリリース、各種取材のお申込みに関するお問い合わせ先(報道関係者様専用窓口)
※報道関係者様以外からのお問い合わせは受け付けておりませんのでご了承ください。
日本IBM 広報代表
電話: 03-3808-5120
e-mail: PRESSREL@jp.ibm.com