お知らせ

地銀ソリューション・サービス株式会社(RBSS)の完全子会社化および、日本アイ・ビー・エム デジタルサービス株式会社(IJDS)への統合予定のお知らせ
2025年10月 1日

人財育成や採用強化を通じて、システム開発・運用の推進を加速

 

日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、新しい技術領域の拡大や人財流動性の向上といった環境変化の中で、人財育成や採用強化を通じてシステム開発・運用の推進を加速するため、2025年10月1日をもって地銀ソリューション・サービス株式会社(以下、RBSS)を完全子会社化したことを発表しました。さらに、2026年4月には、日本アイ・ビー・エム デジタルサービス株式会社(以下、IJDS)への統合を予定しています。

 

RBSSは、地方銀行様とのパートナーシップを強化しながら、安定的かつ効率的なシステム構築・運用を実現するスキル・リソース集団を目指し、日本IBMおよび地方銀行の共同出資会社として2000年12月に設立されました。設立以来25年間にわたり、地銀システム共同化グループの「じゅうだん会」とのプロジェクトを通じて、高品質なシステム構築・運用サービスを提供してきました。これは、プロジェクト運営スキームの構築・維持、メンバーのスキル強化、そしてお客様との強い協業体制構築の成果であり、共同出資会社としての設立目的は十分に達成されています。

 

母体となるIJDSは、2020年7月1日に、金融機関や製造業のお客様支援の実績を持つ100%出資子会社3社の統合により設立されました。2022年7月には九州・中国地方の金融機関および自動車会社に精通した情報システム開発・運用の子会社2社も統合し、体制を強化しています。また、全国8箇所に設置されたIBM地域DXセンターを通じて、深い業務知識と幅広い技術スキルを活用し、地域のお客様の既存システムの安定稼働と先進技術によるデジタル変革の両面から支援を行い、地域経済への発展に貢献しています。

 

RBSSのIJDSへの統合により、社員のスキル拡大と安定した採用を図ることで、持続的な人財の強化が可能になります。統合後も、「じゅうだん会」各行との強固なパートナーシップを継続し、高品質なサービスの提供を継続していきます。

 

日本IBMグループは今後も、IJDSを含むグループ各社を通じて、先進技術を活用したアプリケーション開発から基幹業務の安定運用まで、高品質なシステム・サービスを提供し、お客様とともに変革を実現していきます。

 

  * 2社は、関連当局への届出等、必要な手続きを実施した上でIJDSを存続会社として合併する予定です。

 

以上

会社概要:

会社名              日本アイ・ビー・エム デジタルサービス株式会社(IBM Japan Digital Services Company)

設立年月日       2020年7月1日

本社所在地       東京都港区虎ノ門二丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

資本金              1億円 

代表取締役社長 中村 健一

 

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