お知らせ

日本IBM、一橋大学 ソーシャル・データサイエンス学部のPBL演習に講師を派遣
2025年04月 2日

 

日本IBMは、国立大学法人一橋大学(東京都国立市、学長 中野 聡、以下「一橋大学」)ソーシャル・データサイエンス学部で2025年度から開講されるPBL(Project-Based Learning)演習に講師を派遣します。本プログラムは、産学連携の一環として、実践的な知識・スキルを修得した次世代のデータサイエンティストを育成することを目的としています。

 

一橋大学は、急速かつ複雑に変化する現代社会において、社会科学とデータサイエンスの「融合」による課題解決が可能な人材を養成するため、72年ぶりの新学部となる「ソーシャル・データサイエンス学部」を2023年度に新設しました。2025年度からは、3年次必修科目として「PBL 演習」を開講し、現実社会で通用する実践的な学びを提供します。

 

日本IBMは、「世界をより良く変えていく"カタリスト(触媒)"になる」というパーパスのもと、IBM watsonxをはじめとする先進テクノロジーと長年培ってきたコンサルティングノウハウを通じて、お客様のビジネスへのAI適用やデジタル変革を推進してきました。こうした豊富な実績や知見を、次世代を担う人材の育成に活用してもらうことを目指し、本プログラムに参画しました。

 

今年度の演習においては、データサイエンス領域における日本IBMの製品とサービス、本講座を担当する講師陣の専門性を結集させたプログラムを提供します。具体的には、データサイエンス・プロジェクトの標準的なアプローチや、金融・人事・生成AIといった各ドメインの最新技術動向、そして日本IBMが開発したオリジナルの総合演習ケースワークといったコンテンツを予定しています。これにより、受講生は、ビジネスの現場におけるデータ分析・活用の一連のプロセスを疑似体験することができます。また、現場で活躍するデータサイエンティストの生の声を聞くことで、将来のキャリア選択にも繋がるプログラム構成となっています。

 

今後も、日本IBMと一橋大学は、ビジネスとデータサイエンスの力で社会課題の解決に資する人材を育成・輩出すべく、連携・協力を強化し、より良い社会の実現を共に目指していきます。

 

担当講師

・山口 武彦(所属:テクノロジー事業本部、Customer Success Manager Technical Specialist)

・田口 怜(所属:テクノロジー事業本部、Customer Success Manager Technical Specialist)

・梨本 祐介(所属:コンサルティング事業本部、Senior Advisory Data Scientist, Manager)

以上