ニュースリリース
Ms.Engineerと日本IBM、パートナーシップ締結により地方における女性のIT人材育成を推進
Ms.Engineer株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
女性のためのコーディングブートキャンプ「Ms.Engineer(ミズエンジニア)」を運営するMs.Engineer株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:やまざきひとみ、以下、Ms.Engineer)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口明夫、以下 日本IBM)は、地方における女性のIT人材育成を推進するため、パートナーシップを締結しました。これにより、日本IBMとMs.Engineerは、日本IBMのグループ会社である日本アイ・ビー・エム デジタルサービス株式会社(以下、IJDS)が主体として全国7カ所で展開する「IBM地域DXセンター」を中心に、地方における女性エンジニアの育成および就職を協力して支援していきます。
日本では、新型コロナウイルス感染症が拡大したなかで女性の就業者数が減少し、今なお女性の雇用・就業に多大な影響を及ぼしています。IT分野はコロナ下においても成長して人材の需要が高まっていますが、IT企業のITエンジニアにおける女性比率は約21%にとどまっています[1]。また近年、若い女性が地方から大都市へ流出する傾向があり、女性が地方でも活躍するため、地方における雇用創出が重視されています。
そこで、日本IBMとMs.Engineerは今回のパートナーシップにより、地方における女性のリスキリングを協力して推進していきます。具体的には、Ms.Engineer主催のキャリアやリスキリングに関するオンラインイベントやオフラインイベントにおける日本IBMの女性技術者の登壇、日本IBMの女性技術者によるMs.Engineer受講生へのメンタリングや、卒業生の地方における採用の強化などを実施していきます。
Ms.Engineerは、経験から最短6ヶ月で即戦力となる女性エンジニアを輩出するコーディングブートキャンプとして2021年にプログラムを提供スタートさせ、500名以上の受講生にプログラミング講座を提供してきました。卒業生の内定率は90%を超え、意志ある女性の人生を変える実績を積んでいます。
IJDSは、システム開発と運用を先進的なテクノロジーや手法を活用しながら、より開発や運用の高度化を目指すため、お客様や協力会社と共創する「IBM地域DXセンター」を2022年1月から、北海道札幌市、沖縄県那覇市、宮城県仙台市、福岡県北九州市、広島県広島市、香川県高松市、長野県長野市で展開しています。
Ms.Engineerと日本IBMはパートナーシップを通じて、地方における女性エンジニアの育成を推進することで、日本のジェンダーギャップの改善や地方格差の解消に向け、協力して貢献していきます。
IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
[1] 出典:一般社団法人情報サービス産業協会『2020年版 情報サービス産業 基本統計調査』(令和3年3月)https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2020.pdf 図表2-49
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