ニュースリリース
IBM、Impactレポート2022を発表
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は本日、環境、社会、ガバナンスへの取り組みに関する情報をまとめた「2022 IBM Impactレポート」の日本語版を発表しました。
2022年、IBMはESG戦略であるIBM Impactフレームワークを立ち上げ、IBMの実績と、より持続可能で公平、倫理的な未来を築くための戦略を反映した環境へのインパクト、公平性へのインパクト、倫理的なインパクトの柱を掲げています。
Impactレポートの主なポイントは以下の通りです。
- 1,000社のエコシステム・パートナーにテクノロジー倫理のトレーニングを行う、という目標を達成しました。また新たに、2025年までに1,000社のサプライヤーにテクノロジー倫理のトレーニングを行う、という目標を表明します。
- 雇用に繋がる新たな選択肢に焦点を当てたIBMのスキル・ファーストへの変革に2億5,000万ドルを投資する、というコミットメントに向けて進めています。米国の実習型プログラムを通じて900人以上の実習生を採用し、過去のプログラム卒業生の90%以上がIBMの正社員になっています。
- 2030年までに3,000万人にスキル習得支援を提供するという目標の達成に向けて、700万人以上の学習者が教育イニシアチブを通じて無料のIBMコースに登録しました。例えば、日本では一般財団法人大阪労働協会、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会とそれぞれパートナーシップを締結し、IBM SkillsBuildの提供を通じて、就労や仕事の幅を広げるためのスキル習得支援をしています。
- ダイバーシティーの実践により、世界では女性、米国では黒人、ヒスパニック、アメリカ先住民、アジア系の社員の役職者が前年比で増加しました。
- 2030年までに事業による温室効果ガス排出量をネットゼロにするという目標に向けて、前進しました。2021年には、2010年比で61.6%の排出量を削減したことを報告しました。過去2年間で、合計1,455件の省エネ・プロジェクトを完了しました。2022年に実施した保全プロジェクトの結果、71,000 MWhのエネルギー消費と25,600トンのCO₂排出を削減しました。
- IBMの非有害廃棄物全体の93.8%(重量比)を、埋立または焼却処分以外の方法へ転換しました。
IBM会長兼CEOのアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)は次のように述べています。「私たちは、これまでの歩みを誇りに思う一方で、環境、社会、ガバナンスの目標を前進させることは、継続的な改善の旅であることを心に留めています。私は、この本質的な仕事に対するIBM社員の絶え間ない献身と、すべての人にとってより良い未来を追求する姿勢に常に刺激を受けています」
111年の歴史を持つIBMは、ビジネス目標をより広範な社会的・環境的影響と一致させる取り組みを行ってきました。例えば、IBMは1990年に最初の環境報告書を発表し、50年以上にわたって多様性を尊重した雇用慣行を支持してきました。
Impactレポート2022の詳細はこちらからアクセスいただけます。
当報道資料は、2023年4月11日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2023-04-11-IBM-Releases-IBM-Impact-Report-2022
IBM、IBM ロゴ、SkillsBuildは、 米国やその他の国におけるInternational Business Machines Corporationの商標または登録商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/trademarkをご覧ください。
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