ニュースリリース

IBM、2023年国連気候変動会議(COP28)の後援企業に決定

・IBMは長年、政府や市民社会との協力のもと、世界的な課題に対する研究と行動をし続け、国連活動へ継続的に参加しています
・IBMは、サステナビリティー目標の進捗とビジネス効率の改善におけるAIとテクノロジーの力を実証します
2023年09月14日

 [米国ニューヨーク州アーモンクおよびアラブ首長国連邦 2023年9月13日 現地時間 発]

IBMは本日、2023年国連気候変動会議(COP28)のAssociate Pathway Partnerを務めることを発表しました。COP28 UAE議長国の主催で11月30日から12月12日までドバイで開催されるCOP28は、世界の指導者、政策立案者、科学者、企業が気候変動対策について協力し、より持続可能な未来の形成に向けて協働する非常に重要な場となります。

 

IBMがCOP28を通じて、サステナビリティー目標に向けた前進を加速させるために、テクノロジーとコンサルティングを通じて、どのように企業、社会、政府を支援できるかを紹介します。IBMは、データを統合し、AIをコア機能に組み込むことで、コスト、廃棄物および排出量の削減、クリーンエネルギーへの移行の促進、生産性の向上、より持続可能なサプライチェーンと責任あるコンピューティングの開発を支援するツールを組織に提供することができます。また、企業が収益性を損なうことなく、より効率的で持続可能な体制を構築するために、環境への影響を測定し、規制要件や社会的期待に応じて報告し、データを運用するよう支援することもできます。

 

IBMのマーケティング&コミュニケーションズ担当 シニア・バイス・プレジデントであるジョナサン・アダシェク(Jonathan Adashek)は、次のように述べています。「サステナビリティーは、私たちが生きている間における最大の課題の1つであり、テクノロジーとパートナーシップの両方が、将来の進歩を推進する鍵となります。IBMのwatsonxのようなAIイノベーションは、サステナビリティーと効率性を促進するAIを構築する組織を支援するために、すでに利用可能です。ドバイにおいて、IBMは出席者と協力して、低炭素の未来に近づくためのソリューションに関する協力を続けることで、COP28のUAE議長国のアジェンダを支援します」

 

気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)事務局長兼特別代表のマジッド・アル・スワイディ(Majid Al Suwaidi)大使は、次のように述べています。「幅広いステークホルダーがCOP28を成功させるための鍵となっており、世界中からスポンサーシップに高い関心が寄せられたことを誇りに思います。社会のあらゆる組織や団体が気候変動対策に重要な役割を担っており、1.5℃の目標達成に向け、団結し、行動し、実現することを約束する後援各社の熱意に勇気づけられました」

 

COP28におけるIBMの役割は、IBMの環境に関する行動、研究、アドボカシーの長い歴史に基づいています。IBMは50年以上前の1971年に最初の環境方針を発表し、2007年には気候変動に関する公式見解を発表しました。IBMはまた、国連環境計画の「環境に関する科学・政策・ビジネス・フォーラム」や「気候リーダーシップ評議会」の創設メンバーでもあり、IBMサステナビリティー・アクセラレーターなどのイニシアチブを通じて、気候変動やその他の環境問題を抱えるコミュニティーを支援しています。

 

今年の国連気候変動会議の開催地である中東地域では、IBMのサステナビリティー・サービスが企業や政府の効率性を向上させ、サステナビリティー目標を推進するのに役立っているという、IBMの存在感も背景にあります。例えば、IBMとモハメド・ビン・ザイード人工知能大学(MBZUAI)は、共同のAI Center of Excellenceを通じて協力し、AI技術の導入を改善し、クリーンで再生可能なエネルギーの導入に関する情報を提供し、カーボンニュートラルなソリューションでサステナビリティーの推進を支援しています。

 

IBMのサステナビリティー・ソリューションに関する詳細は以下で参照いただけます。https://www.ibm.com/jp-ja/sustainability

 

当報道資料は、2023年9月13日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文はこちらを参照ください。

 

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