ニュースリリース
三菱UFJ銀行の営業店DXを日本IBMが支援、顧客体験を重視したタブレット口座開設
2022年7月 15 日
日本アイ・ビー・エム株式会社(代表取締役社長:山口 明夫、以下 日本IBM)は、株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員:半沢 淳一、以下三菱UFJ銀行)の営業店デジタル・トランスフォーメーション(DX)支援として、お客さまが来店時に、店舗に設置のタブレットをお客さまご自身で操作いただき、その場で口座開設を完了いただけるサービス、「タブレット口座開設」の導入を支援し、一部店舗での利用が開始されました。
「タブレット口座開設」では、お客さまとの最初の接点である新規口座開設時の顧客体験向上のため、画面の操作性のみならず、お客さまがご自身でストレスなく手続きを進めることができるよう、営業店の環境も考慮したユーザー・インターフェース/ユーザー・エクスペリエンス(UI/UX)のデザインを支援し、2021年2月から約1年で、UI/UX検討からシステム構築まで完了しました。
あわせて、当初チャネル毎に開発されていたシステムを、チャネル横断で再利用できるアーキテクチャーとして、クラウド・プラットフォームのアマゾン ウェブ サービス(AWS)上に構築しました。これにより、システム構成を最適化でき、今後の開発コストやメンテナンス・コストを削減します。
また、光学的文字認識OCRやオンライン上で本人確認をするeKYCの導入によるセルフ化率の向上やペーパーレス化を推進しながらも、オペレーターと非対面で会話しながらの手続きを可能にすることで柔軟性も維持し、結果として、最短10分での店頭での口座開設や、お客さまの特性や要望に応じたサービスの提供・事務処理の効率化もできます。
日本IBMは、長年に渡り金融業界、そして三菱UFJ銀行のシステム開発と運用を支援しており、既存システムや現行業務への深い理解に加え、優れた顧客体験の提供を通じてビジネスをご支援するIBMインタラクティブ・エクスペリエンス(IBM iX)が有する知見や、三菱UFJダイレクトUI/UX改善を含む多数のビジネスデザインの実績を踏まえ、コンサルティング・サービスから、将来を見据えたアーキテクチャー構築までエンドツーエンドで支援しました。今後も、三菱UFJ銀行そして、三菱UFJフィナンシャル・グループ全体のDXを共創し、支援していきます。
以上
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