ニュースリリース

IBM、分社予定のマネージド・インフラストラクチャー・サービス「新会社」の
最高経営責任者にマーティン・シュローターを選任

2021年01月 8日

2021年1月7日

[米国ニューヨーク州アーモンク – 2021年1月7日(現地時間)発]

IBMは本日、2021年1月15日付けで、独立した新会社として分社予定のマネージド・インフラストラクチャー・サービスの新会社の最高経営責任者(CEO)にマーティン・シュローターを選任することを発表しました。新会社は、世界中でお客様のITインフラストラクチャーの運用とモダナイゼーションに注力します。昨年発表したこの分社化は、2021年末までに完了する見込みです。

シュローター氏は、2020年6月にIBMを退職するまで、全世界の売上と利益、事業開発、およびお客様満足度に責任を持つグローバル・マーケッツ担当シニア・バイスプレジデントを務めていました。それ以前は、IBMで、最高財務責任者(CFO)を含む主要な役職を務めました。

「マーティンは、世界でもトップレベルのリーダーであり、新たに独立する会社を長期的な成功に導く高い資質を持った人物です」と、IBMの会長兼CEOのアービンド・クリシュナは述べています。「業界への深い理解を持ち、お客様と投資家の方々からの信頼も厚く、新会社がマネージド・インフラストラクチャー・サービス領域でのグローバル・リーダーとして、大きな可能性を実現するための戦略的ビジョンとビジネスの判断力を備えています。周りを鼓舞し、結果を重視するリーダーで、新会社の分社化と、その後の経営を指揮するCEOとして適任です」

シュローター氏は次のように述べています。「新会社は世界のグローバル企業の信頼されるパートナーとして、業界最高のスキルと経験を持っています。パートナーシップやアライアンスにより幅広いエコシステムを構築し、IBMとの緊密な関係を継続し、市場をリードする能力を高めていきたいと考えています」

シュローター氏は、2017年12月から2020年4月まで、IBMの全世界の売上と利益、事業開発、およびお客様満足度に責任を持つIBM グローバル・マーケッツ担当シニア・バイスプレジデントを務めました。またIT関連のフィナンシャル・サービスとしては世界最大となるIBMのグローバル・ファイナンシング事業、ならびにグローバル全体のブランディングに責任を持つマーケティングとコミュニケーション担当を兼務しました。2014年1月から2017年12月までは、シニア・バイスプレジデント 兼 最高財務責任者(CFO)を務め、それ以前はIBMのグローバル・ファイナンシング事業のゼネラル・マネージャーとして370億ドルを超える総資産を統括しました。また、IBM在職期間を通じ、日本、アメリカ合衆国、オーストラリアで主要な役職を務めました。シュローター氏はテンプル大学で経済学と金融学の学士号を取得後、カーネギー・メロン大学でMBAを取得し、1992年にIBMに入社しました。アメリカ合衆国とオーストラリアの国籍を持っています。

以上

当報道資料は、2021年1月7日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2021-01-07-IBM-Appoints-Martin-Schroeter-as-CEO-of-NewCo-Independent-Managed-Infrastructure-Services-Business-to-Spin-Out-from-IBM (英語)

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