ニュースリリース
「デジタル変革パートナーシップ包括サービス」を発表
2020年5月19日
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、ニューノーマルの世界が形成され企業経営とITに大きな構造転換が求められる中、デジタル変革に向けてお客様と共に取り組むための包括的なサービス「デジタル変革パートナーシップ包括サービス」を発表し、本日より提供を開始します。
デジタルを軸にした経済はますます加速しており、あらゆる業界の企業がデータや先進テクノロジーの活用を進めています。また、新型コロナウイルスの影響により、今後数年で起きるとされてきた変革が短期間のうちに推進され、従来とは価値観や優先順位が異なるニューノーマルの世界が形成されつつあります。そのため、企業は社会の変化に即した新たな経営戦略を迅速に策定し、変革スピードを加速させることが求められています。企業経営を支えるITにおいても、デジタルの利活用を中核と捉えて経営を支える時代が本格化しており、注力すべき重点領域を定めてデジタル変革を推進することが重要です。
「デジタル変革パートナーシップ包括サービス」は、戦略の実施、デジタル人材の育成、先端技術の目利き、既存システムと新規システムのさらなる進化、新たなワークスタイルの確立、という、5つの重点強化領域に対し、それぞれの実現に向けてIBMがお客様と共に取り組むための包括的なサービスです。デジタル変革を推進するため、既存システムや新たなデジタル・システムに対して、先端技術の活用、クラウド化の推進、共同化運用といった新たなスキームを導入し、高品質かつ柔軟なシステムの構築を中長期的な視点で進めていきます。また、ITを支えるデジタル人材にも注力し、スキル教育プログラムの拡充や、セキュアなリモートワーク環境の導入なども推進します。
5つの重点強化領域とサービス内容は次の通りです。
1.ニューノーマル下での戦略の実施
・ニューノーマルを見据えて作成・更新された中期経営計画の実現に向けて、デジタルを活用した方法での実現をお客様と共に実施
・デジタル企画推進部門の立ち上げ支援、変革アドバイザリーの配置、IBM Garageによる新しいビジネスモデルの創出支援
2.デジタル人材の育成
・デジタル人材育成に向けたIBMの人材育成・スキル教育プログラムの活用、相互人材交流、新たなスキル実践の場の提供
3.先端技術の目利き
・テクニカルエキスパートの配置、先進テクノロジーの活用判断とロードマップ策定の支援、先端技術検証のトライアル
・ITアーキテクトの配置、コンテナ技術を活用したオープンなハイブリッドマルチクラウド設計支援、標準化と自動化運用の実装
4.既存システムと新規システムのさらなる進化
・デジタルデータの利活用を加速させることができるデータプラットフォームの構築、業種共同プラットフォームの活用、クラウド化、最新の自動化開発および運用
・データプライバシーを支える統合セキュリティの導入支援
5.新たなワークスタイルの確立
・セキュアなリモートワーク環境の導入支援、間接業務と直接業務の生産性向上に向けた包括的な提案
「デジタル変革パートナーシップ包括サービス」は、お客様の個々の課題状況やニーズに合わせて、サービス内容や期間、価格を柔軟に対応していく予定です。
以上
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