ニュースリリース
三井住友信託銀行の「おひとりさま信託」エンディングノートのデジタル化を支援
2020年3月17日
日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口 明夫、以下:日本IBM) は、三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:橋本 勝、以下 三井住友信託銀行)の「おひとりさま信託」における 「エンディングノート 」のデジタル化を支援し 、コンサルティングからシステム構築まで支援したことを発表します。今回、セールスフォース・ドットコムが提供する 「Salesforce Community Cloud」と「Financial Services Cloud」を 採用し 、 運用開始は 2020年4月を予定しています。
三井住友信託銀行は、昨年12月に、単身者や身寄りのない方、家族と離れて暮らす方などおひとりさま向けに、万が一の時の身の回りのこと(死後事務)をトータルでサポートする「おひとりさま信託」の取扱いを開始しました。「おひとりさま信託」における「 エンディングノート」は、死後事務に関する希望を記録しておくものであり、この希望を実現するための死後事務委任契約の目録となるものです。そのため、長期に渡り保管が可能なこと、お客様の希望や環境の変化に応じていつでも柔軟に見直しができること、セキュリティ面でも安全・確実に預かれることが重要となっていました。
今回構築した「エンディングノート」は、お客様の死後事務にかかる希望を管理するために利用します。お客様は、スマートフォンや自宅のパソコンからマイページにログインすることで、いつでもエンディングノートを確認することができ、契約後も環境や気持ちの変化に応じて、いつでも簡単に見直しできます。また、携帯端末へのSMS(ショートメッセージ)で安否確認を実施でき、安否確認の頻度は年齢や健康状態、住まいの状況に応じ、いつでも希望のタイミングに変更できます。さらに、紙のエンディングノートと比べて紛失のおそれがなく、セキュリティーを確保して安全に預かることができます。
日本IBMは、グローバルで培ったスキルや知見および日本での豊富な導入経験を活用し、セールスフォース関連のコンサルティングサービスから、要件定義、システム構築までを一貫して提供し、円滑かつ着実で高品質なシステムの構築を支援しました。また、セールスフォース・ドットコムのクラウドアプリケーション である「Salesforce Community Cloud」はお客様との非対面でのコミュニケーションを可能にするサイトの構築機能を提供し、「Financial Services Cloud」は金融機関に特化した顧客管理の機能を提供します。これらを活用することにより、 セキュリティー面での機密性、保全性、可用性を確保しました。
ご参考資料:
三井住友信託銀行株式会社
「おひとりさま信託」エンディングノートのデジタル化について
https://www.smtb.jp/corporate/release/ (IBM外のWebサイトへ )
以上
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