IBM Power Systems、大規模なSAP HANAプロバイダーとしてSAP HANA Enterprise Cloudの認定を取得

2020年3月6日

[2020年2月19日(米国ニューヨーク、現地時間)発]
IBMは本日(現地時間)、IBM® Power Systemsが大規模なSAP HANAの重要なインフラストラクチャー・プラットフォーム・プロバイダーとして、SAP HANA Enterprise Cloudの認定を取得したことを発表しました。これは、マネージド・プライベート・クラウド環境向けITインフラストラクチャーの簡素化を目的としています。当サービスは、POWER9プロセッサー搭載IBM Power System E980サーバー上で運用され、SAP HANAデータベース向けの仮想サーバーとして業界最大となる24TBの拡張性(*1)を実現しています。

マネージド・プライベート・クラウド環境向けITインフラストラクチャーを提供するSAP HANA Enterprise Cloudは、クラウド化を進める企業ITの変革を促進するために設計された、スケーラブルでセキュアなサービスです。また、ソフトウェアやハードウェア、機能サービスとテクニカル・サービスを含む包括的なメニュー、お客様がオンプレミスに期待するレベルのコントロールといった幅広い内容を、すべてプライベートに管理された環境で提供します。

SPA社のシニア・バイスプレジデントでSAP HANA Enterprise Cloud担当のクリストフ・ハーマン(Christoph Herman)は、次のように述べています。「IBM Power Systems上で提供されるSAP HANA Enterprise Cloudは、ミッション・クリティカルなSAPアプリケーションのスケーラビリティーと可用性を高める可能性があり、ワークロードをSAP HANAに移行させTCOを抑えることで、お客様がクラウド環境でSAP HANAの価値を十分に享受できるようにします。SAP HANA Enterprise Cloudの機能とIBM Power Systemsを組み合わせることで、お客様のクラウド化を迅速化する手段を確立すると同時に、リスクに対処してインテリジェント・エンタープライズ化を促進させることができます。」

SAP HANA Enterprise Cloud利用者は、スケールアップ・システムの中でも最大のSAP HANAスケーラビリティー(*2)を備えたIBM Power Systems上でファームウェア・レベルの仮想化を利用し、キャパシティの変化に対応することが可能になります。これは、お客様がSAP HANAでビジネス・インテリジェンス・アプリケーションを単一ノード上で実行することによる性能向上を実現しながら、極めて回復力の高いインフラストラクチャーによってSAPアプリケーションの可用性を最大化できるようにするために設計されたものです。

IBM Cognitive Systems担当ゼネラル・マネージャーのスティーブン・レナード(Stephen Leonard)は、次のように述べています。「昨年6月、IBMはIBM CloudでPOWER9が利用可能になったことを発表し、お客様に場所を問わずIBM Power Systemsテクノロジーを提供するという当社の目標に向け最初の一歩を踏み出しました。SAP HANA Enterprise CloudにIBM Power Systemsが加わることで、IBM はお客様がハイブリッド・クラウドの任意の場所でワークロードを実行したり、デジタル変革を推進したりできるように、選択肢を増やし、柔軟性を高めたいと考えています。」

IBM Power Systemsは、2015年にSAP HANAの認定を取得して以来、SAP HANAアプリケーションにスケーラビリティーと可用性を提供してきました。また、IBM Power SystemsとSAPとの継続的な協業により、SAP HANA向けにPOWERハイパーバイザーによるオンデマンドな仮想化機能を提供します。これにより、お客様は複数のSAP HANA Enterprise Cloudのサービス・レベルを活かし、インフラストラクチャーの保守から、SAP HANAを利用したイノベーションの創出へと軸足を移すことで、IT業務を変革できます。

IBM Power SystemsがSAP HANA Enterprise Cloudの認定を取得したことは、IBMとSAPの長年にわたるお客様中心の関係を示しています。IBMサービスとSAPは、3年以上前にデジタル変革に関するパートナーシップを締結以降、世界中のお客様がインテリジェント・エンタープライズ化の実現に向けてシステムやプロセスの最新化を推進する上で役立つサービスや機能を提供できるように共同で取り組んでいます。

IBM Power Systemsに関する詳しい情報は、https://www.ibm.com/it-infrastructure/power(US)をご覧ください。

注)
1. SAP Note 2188482によると、POWER9では単一のSAP HANA 2.0(スケールアップ)で使用できる最大仮想サーバーのサイズは24TBです。
2. 脚注1のより詳しい説明をご確認ください。

以上

当報道資料は、2020年2月19日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2020-02-19-IBM-Power-Systems-Certified-for-SAP-HANA-R-Enterprise-Cloud-as-a-provider-for-large-SAP-HANA-systems (英語)

IBM、ibm.com、IBM Cloud、POWERならびにPOWER9は、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。