IBM、マルチクラウドのワークロードのコンプライアンス管理とデータ・セキュリティーを自動化

TOKYO - 31 3 2017:
2017年3月31日

 

ラスベガス - IBM InterConnect - 2017年3月20日:IBM(NYSE:IBM)は本日(現地時間)、データとアプリケーションのワークロード・セキュリティーを提供し、規制要件を支援するレポート生成を自動化するクラウドベースの新しいソリューションを発表しました。IntelとHyTrustのテクノロジーに合わせて最適化されているソリューションIBM Cloud Secure Virtualizationは、規制の厳しい業界で組織に要求されるレポート生成処理を簡素化し、ワークロードのセキュリティーをハードウェア・レベルで強化します。

IBMは、セキュリティーに対して免疫システムのようなアプローチを採っています。すなわち、データ・アナリティクスとWatson for Cyber Securityを活用して、お客様が企業全体で脅威を検出、管理、および改善できるように支援します。IBMは、自社のセキュリティー・テクノロジーと、パートナーであるIntelとHyTrustが提供する機能を組み合わせることにより、強固なセキュリティーで保護されたクラウド・コンピューティング環境をお客様に提供します。

ハイブリッド・クラウドの採用を検討している企業が最初に懸念するのがデータ・セキュリティーです。特に、金融サービス、医療、政府などの規制の厳しい業界では、それが顕著です。Technology Business Researchによると、調査対象の40%を超える企業が、ハイブリッド・クラウドに関する意思決定プロセスで最も重要な要素としてセキュリティーを挙げています。[1]

IBMクラウドは、セキュリティー上の懸念とコンプライアンス・レポートへの対応に苦慮している企業を支援するために、この新しいソリューションを設計しました。IBM Cloud Secure Virtualizationは、IBMクラウド・インフラストラクチャ上でIntel® Trusted Execution Technology(Intel® TXT)搭載のIntel® Xeon®プロセッサーベースのサーバーと、HyTrustのCloudControl、DataControl、およびBoundaryControlのソフトウェアのデプロイを自動化する、他に類を見ないコラボレーションです。

このソリューションは、IBMとVMwareが共同開発したインフラストラクチャ自動化を活用して、IBMクラウド上のVMware Cloud Foundation上で動作します。この先進的な自動化は、VMwareの統合SDDCプラットフォームによって、IntelとHyTrustのテクノロジーのデプロイと統合をサポートします。したがって、IBMのお客様は、ツールの変更やアプリケーションのリファクタリングを行うことなく、使い慣れたツールをそのまま使用してワークロードを管理できます。この俊敏性によって、規制要件遵守に役立つレポート生成対応機能を備えた、強固なセキュリティーで保護されたクラウド環境のデプロイを、数か月ではなく数日のうちに行うことが可能になります。

IBM Cloud Secure Virtualizationは、規制の厳しい業界のお客様を特に念頭に置いて、パフォーマンス、セキュリティー、またはデータ・プライバシーのニーズに対応するために、お客様がデータの保存場所を制御できるように設計されています。

IBM Cloud Secure Virtualizationを利用することによって、お客様は次のような利点が得られます。

  • 継続的な監視とリアルタイムのレポート。規制対応、およびPCI 3.0、HIPAA、FISMAなどの業界コンプライアンス標準のためのレポート生成に役立ちます。
  • ハードウェア・レベルでのジオフェンシング。データの転送を許可・禁止する場所に関する制御性が向上します。
  • 詳細なアクセス制御。運用面のリスクを低下させ、構成エラーを削減するのに役立ちます。

IBMのクラウド・インフラストラクチャ担当ゼネラル・マネージャーのジョン・コンシダイン(John Considine)は次のように述べています。「データの急速な増加によって、クラウドは企業がイノベーションを求めるプラットフォームとなっています。しかし、セキュリティーとコンプライアンスは引き続き大きな懸念材料となっています。IBM Cloud Secure Virtualizationは、クラウド導入を促進し、自動化され、強固なセキュリティーで保護されたクラウド・インフラストラクチャを企業に提供することによって、ビジネスのイノベーションと成長を活性化させることができます」

Intelのデータ・センター・グループ担当バイス・プレジデント兼CSPプラットフォーム・グループ担当ゼネラル・マネージャーであるレイジーン・スケラーン(Raejeanne Skillern)氏は、次のように述べています。「データ・センターとクラウドは、新しく強化されたサービスを世界中で提供することによって、企業や消費者に劇的な影響を与えます。当社は、IBMとの協力関係により、IBMクラウド・インフラストラクチャ上で実現したIntelテクノロジーによってセキュリティーを強化した新しいクラウド・サービスを提供します。IBMのサービスによって、ワークロードの動作とデータの暗号化が、承認された地域にある信頼できるサーバー上で行われることが保証されます」

HyTrustの創設者兼社長であるエリック・チウ(Eric Chiu)氏は、次のように述べています。「お客様は、ミッション・クリティカルなワークロードに対してクラウドで最高レベルのセキュリティー、規模、および可用性を要求します。HyTrustワークロード・セキュリティー・ソリューションを利用してクラウドでコンプライアンス管理とセキュリティーを自動化する、クラウドベースのこのユニークなソリューションに関してIBMとコラボレーションできることを非常に喜んでいます」

IBM Cloud Secure Virtualizationの詳細については、https://www.ibm.com/cloud-computing/bluemix/products/secure-virtualization (US) をご覧ください。

InterConnectは、IBMのクラウドとコグニティブのカンファレンスです。2万人以上の開発者、お客様、パートナーに、2,000のセッション、ラボ、認定の機会を通じ、クラウド・コンピューティングにおける最新の進展を紹介しています。IBMは、大企業および新興企業の双方のお客様を、クラウド・サービスの完全なポートフォリオと影響力のあるパートナーシップにより成功に導き、ビッグデータ、アナリティクス、ブロックチェーン、コグニティブ・コンピューティングなど、幅広いアプリケーションをサポートしています。

詳しくは、https://www.ibm.com/cloud-computing/ (US) をご覧ください。IBM InterConnectプレスキットについては、http://ibm.biz/IBMInterConnect2017 (US) をご覧ください。また、@IBMCloudと#ibminterconnectを通じて対話にご参加ください。

[1] Technology Business Research: Hybrid Cloud Customer Research 2H16| Cloud Business Quarterly

当報道資料は、2017年3月20日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/51855.wss (US)