ワイヤ・アンド・ワイヤレスの訪日観光客行動分析基盤にIBMのクラウド・データベース・サービスが採用
訪日外国人観光客のさまざまな情報を迅速に把握する仕組みを構築

TOKYO - 03 2 2017:

 

日本IBMは、クラウド・データベース・サービス「IBM Cloudant(クラウダント)」と「IBM dashDB(ダッシュディービー)」が株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下、Wi2)が訪日外国人観光客向けに提供する「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリのデータ集約基盤として採用されたことを発表します。これにより、「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリが取得するWi-Fiアクセス・ポイント利用状況および、アプリを通じて提供しているコンテンツの開封状況などのデータ集約が可能になりました。

この基盤は、「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリにて取得するWi2の全国20万ヶ所以上のアクセス・ポイントの利用状況および提供コンテンツの開封状況から集まる訪日外国人の位置情報、時間情報、属性情報などの膨大なデータを構造化してクラウド上に収集し、迅速な分析を実現します。同社は本基盤を活用して、訪日外国人旅行客が求める情報を把握することで、インバウンドビジネスの活性化を目指す企業や自治体へ提供する「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」サービスにおいて、最適なタイミングで観光客向けの無線LANサービスや旅行・観光に役立つコンテンツの提供を実施しています。

全国のアクセス・ポイントから集まるデータは膨大で、データの種類や粒度が異なるため、ログ分析に必要なデータの構造化作業の生産性向上が求められていました。また、これらのデータをもとにユーザーの行動をわかりやすく地図画面で表示するジオコーディング処理の費用低減と時間短縮が課題となっていました。

そこで、Wi2は、ドキュメント型のNoSQLデータベースである「IBM Cloudant」へデータをロードし、そのデータをIBM Bluemix上で稼働する分析に特化したインメモリー型列指向データベースである「IBM dashDB」と自動連携させてデータ集約基盤としての利用を開始しました。これにより、クラウド・ストレージに蓄積した膨大なログから必要なデータを抽出し、データ変換プログラムの作成などの手間をかけることなく、膨大なデータを瞬時に分析することが可能になりました。

株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスについて
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)はKDDIグループにおいて「公衆Wi-Fi専門事業者」に位置付けられ、自社ブランドで展開する公衆無線LANサービス「Wi2 300」をはじめ、「au Wi-Fi」の役務提供を行う通信事業者です。また、多くの企業・自治体へWi-Fiサービス提供実績をもち、日本国内20万か所以上のWi-Fiスポットの運営を行っています。
近年は、増加する訪日外国人向けの通信環境改善を目的とし自社の運営するWi-Fi スポットへの無償自動接続機能等を提供する「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」サービスを立ち上げるなど、インバウンド事業も行っています。

「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」について
Wi2が運営する空港・主要駅・飲食店・観光地などを中心とした、日本全国20万か所以上のアクセス・ポイントに自動接続するAndroid/iOS対応の訪日外国人向けWi-Fi接続支援アプリです。配信開始から約1年3カ月弱の期間に、外国人のみで累計150万以上のダウンロードを記録し、日々アジアのユーザーを中心に利用者数を伸ばしています。また、本アプリは情報配信機能を備えており、100社を超える日本の企業・自治体からの商品・サービス・店舗・観光情報等を、訪日外国人にアプリを通じて配信しています。配信するコンテンツ数は、年間1億規模とインバウンド市場の盛り上がりとともに成長し、訪日外国人と国内のインバウンドビジネスをつなぐツールとしてご利用いただいています。くわえて、アプリの利用者の位置情報をもとにした行動分析が可能であるため、そのレポートを活用しファクトをもとにしたインバウンド施策立案にお役立ていただいています。

https://wi2.co.jp/tjw/