IBMセキュリティー、Agile 3 Solutionsの買収を計画し、経営層のデータ・リスク管理を支援
IBM GuardiumおよびData Security Servicesの機能を拡充

TOKYO - 26 1 2017:
2017年1月26日

 

[米国マサチューセッツ州ケンブリッジ - 2017年1月23日(現地時間)発]

IBMセキュリティー(NYSE: IBM)は本日、Agile 3 Solutionsを買収する計画を発表しました。Agile 3 Solutionsは、経営幹部や上級管理職が機密データの保護に関連するリスクをより適切に視覚化、理解、管理するために使用するソフトウェアの開発会社です。IBMセキュリティーのポートフォリオにAgile 3 Solutionsの機能が加わることにより、直感的なツールが追加され、企業がサイバー犯罪の防御に取り組む際に、経営幹部はより適切な意思決定を行うことができます。

サイバー犯罪が取締役会レベルの問題になってきたため、経営層と取締役会は、技術的なセキュリティーのデータや測定基準だけではなく、ビジネス・リスクの観点からセキュリティーの状況を理解する必要性が高まっています。ビジネス・リーダーは、リスクに基づいた意思決定を行う態勢を整え、サイバー・セキュリティーへの備えとサイバー攻撃からの回復力に投資を優先的に振り向ける必要があります。実際に、ガートナーは、「2017年までに、ITリスクやセキュリティーに関わる組織の80%は、IT担当ではないエグゼクティブの意思決定者に対して測定データを報告するようになるが、対象となるエグゼクティブが有用とみなすのはそのデータのうちの20%のみになる」と予測しています。[i]

サンフランシスコを拠点とする株式非公開会社であるAgile 3 Solutionsは、ビジネスに適した包括的なダッシュボードと直感的なデータ・リスク・コントロール・センターをビジネス・リーダーに提供し、データに関連するビジネス・リスクの発見、分析、視覚化を支援しています。これにより、ビジネス・リーダーは、自社のビジネスを保護する対策を事前にとることができます。この買収における金銭面での条件は公表されておらず、買収は数週間以内に完了する見通しです。買収の完了後、IBMは、IBM Data Security Servicesを通してAgile 3 Solutionsを提供し、また、Agile 3 Solutionsの機能を、業界をリードするデータ保護ソフトウェアであるIBM Guardiumに統合する計画です。

IBMセキュリティーのゼネラル・マネージャーであるマーク・ヴァン・ザデルホフ(Marc van Zadelhoff)は、次のように述べています。「何千ものお客様と関わった結果、私たちは、セキュリティーの課題がバック・オフィスからフロント・オフィスを経て、現在は役員室に移ったことを見てきました。Agile 3 SolutionsをIBMセキュリティーの免疫システムの機能に加えることにより、当社のチームは、重要なデータを保護するだけではなく、リスクにさらされている理由、リスクの修正方法を示すこともできるようになります。何が最も重要なデータなのかを知り、そのデータが外部または内部の脅威により悪用される可能性を理解することは、どのような組織にとっても欠かせないことです」

Agile 3 Solutionsの創設者でありCEOのラグ・バラダン(Raghu Varadan)氏は、次のように述べています。「ビジネス・パートナーとしてIBMセキュリティーと緊密に連携してきた経験から、当社のチームは、エンタープライズ・セキュリティーのリーダーであるIBMの傘下に加わる機会を得て大変喜ばしく思っていています。私たちの使命は、経営層がセキュリティーの意思決定プロセスに彼らの立場から参加できるようにすることでした。現在、IBMセキュリティーとともに、意思決定に影響を与えるだけではなく、企業の重要なデータを保護する対策をとることもできるようにします」

Agile 3 Solutionsは、IBM Data Security Servicesポートフォリオのオファリングを拡充します。業界をリードするテクノロジーと業界の深い専門知識を加えて、世界中のお客様が重要なデータの保護プログラムを構築、実装、管理できるよう支援します。今回の買収は、エンドツーエンドのデータ・セキュリティーと保護のプラットフォームであるIBMのGuardiumの拡大にも基づいており、機密データに関するリスクの分析、保管されている機密データや利用中の機密データの監視と保護、新しいユーザーや新しいテクノロジーの追加、これまでにないボリュームやタイプのデータへの対応など、IT環境における変化に容易に適応できるよう支援します。また、IBMは、Agile 3 Solutionsの下請事業者であるRavy Technologiesも買収する意向であることを発表しました。

Agile 3 Solutionsは、IBMが世界最大のエンタープライズ・セキュリティー企業として、専門的な知識や技術を深めるために実施された一連の投資の一環として買収した20番目のセキュリティー関連会社になります。IBMセキュリティーは、2015年以降、約1,900人のセキュリティー専門家を採用しており、IBMのX-Force ExchangeやIBM Security App Exchangeなど、革新的な新しいプログラムに投資し、サイバー犯罪に対抗するために業界が協力するための支援をしてきました。

Agile 3 Solutionsについてのより詳しい情報は、http://www.ibm.com/security/announce/agile3/ (US)をご覧ください。

IBMセキュリティーについて
IBMセキュリティーは、エンタープライズ・セキュリティー製品とサービスを集結した最先端といわれるポートフォリオを提供します。世界で名高いIBM X-Forceの調査に裏付けられたポートフォリオにより、組織はリスクの管理、新たな脅威に対する備えを効率よく行うことができます。IBMは、セキュリティーの研究・開発、デリバリーを行う世界最大級の組織を運営し、130カ国を超える国で毎日200億件を超えるセキュリティー・イベントを監視しています。また、保有するセキュリティー関連の特許は3,000を超えています。詳しくは、http://www.ibm.com/security (US)、Twitter(@IBMSecurity)、またはIBMセキュリティー・インテリジェンスのブログをご覧ください。

About Agile 3 Solutionsについて
About Agile 3 Solutionsは、ビジネスに適した包括的なダッシュボードと直感的なデータ・リスク・コントロール・センターをビジネス・リーダーに提供し、データに関連するビジネス・リスクの発見、分析、視覚化を支援しています。これにより、ビジネス・リーダーは、自社のビジネスを保護する対策を事前にとることができます。詳しくは、http://www.agile3solutions.com/をご覧ください。

[i] Gartner: Develop Key Risk Indicators and Security Metrics That Influence Business Decision Making、2015年7月31日

当報道資料は2017年1月23日(現地時間)に、IBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。 
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/51465.wss (US)