ニュースリリース

セキュリティー運用監視サービスにシスコの次世代ファイアウォールを追加

2017年07月13日

日本IBMは、セキュリティー運用監視サービス「IBM® Managed Network Security Services」の監視対象機器に、シスコ社の次世代ファイアウォール製品であるCisco ASA5500-X with FirePOWER servicesを追加し、本日よりサービスの販売を開始します。価格は、月額監視費用181,400円(税別)からです。

サイバー攻撃が高度化、複雑化する中、高機能の監視・運用機器の活用を含め、先進的な対策が必要となっています。 そのため、世界中で多くの実績を持つ最新のセキュリティー機器を利用しながら、高度なセキュリティーに関する知見を活用することにより、いち早く対策をとることが重要となります。

IBMとシスコは、本年6月、サイバー犯罪の脅威に対処するため、さまざまな製品、サービス、脅威インテリジェンスにわたって密に協力していくことを発表しました。運用監視サービスの拡充も取り組みの一つとなります。

IBMのセキュリティー運用監視サービス「IBM Managed Network Security Services(以下IBM MNSS)」は、東京を含む世界8拠点のIBMセキュリティー・オペレーション・センター(以下、SOC)において、お客様のサイトにあるネットワーク・セキュリティー・デバイスを、セキュリティー専門技術者が 24 時間 365日有人監視・運用・管理を行うサービスです。セキュリティー専門技術者による監視スキルや、グローバルなセキュリティー研究機関であるX-Forceと連携した最新情報を活用し、24時間 365日の有人監視・運用・管理による強固な監視サービスを提供しています。監視・運用対象となるネットワーク・セキュリティー・デバイスとしては、IDS/IPS、ファイアウォール、UTM(統合脅威管理機器)などがあり、マルチベンダー環境に対応しています。

「IBM MNSS」の監視対象機器に追加されたCisco ASA5500-X with FirePOWER servicesは、未知の攻撃を迅速に検知・遮断する優れた高度なマルウェア防御(AMP)機能を備え、マルチレイヤ保護を実現します。そして、対象ネットワークを自動学習することで、検知ルールセットを最適化したり、セキュリティーアラートをインパクトの高いものから並べ替え、管理のシンプル化と省力化、コストの削減を実現します。また、統合されたセキュリティー・タスクの自動化を実現する次世代ファイアウォールです。今回の発表により、IBMのセキュリティー運用監視サービス「IBM MNSS」を利用するお客様は、Cisco ASA5500-X with FirePOWER servicesからのデータを活用でき、また、Cisco ASA5500-X with FirePOWER servicesを利用しているお客様は、「IBM MNSS」の運用・監視サービスを利用できるようになります。これにより、運用・監視をより一層高度にし、サイバー・セキュリティー対策の強化を図ることができます。

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