ニュースリリース
村田製作所のグローバル経理財務システム、SAPの次世代ERP「SAP S/4HANA®」を活用し、日本IBMが構築を支援
TOKYO - 04 7 2018:
2018年7月4日
日本アイ・ビー・エム株式会社
SAPジャパン株式会社
SAPジャパン株式会社(以下 SAPジャパン)と日本IBMは、株式会社村田製作所(以下 村田製作所)の「グローバル経理財務システム」の構築を支援し、その第一弾として本年5月15日に、日本国内向けシステムの稼働を開始しました。「グローバル経理財務システム」は日本、欧州、米州、アジアへとグローバル展開を進めるための経営基盤を支えるシステムです。「グローバル経理財務システム」は、SAPジャパンからSAP S/4HANA(エスエーピー・エスフォーハナ)を提供しました。また、システム構築においては、IBMのグローバル統合用SAP テンプレート・ソリューション群「IBM Global Express」を活用しました。「グローバル経理財務システム」は、今後、国内・海外関係会社への展開を進め、2021年をめどにグローバル展開を完了する予定です。
村田製作所は、セラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。製品の90%以上が海外で販売されるなど、グローバルであらゆる地域のお客様に技術、製品、サービスを提供しています。さらなる飛躍のために、M&Aをした会社の統合も含めて、経営基盤の強化を進めており、経理財務システムにおいても、グローバルで標準化されたシステムの構築が求められていました。
日本IBMは、これまでグローバルや国内で培ってきたコンサルタントの知見、プロジェクト・マネジメントの実績、SAP S/4HANAに関わる技術検証と多くのプロジェクトでの導入経験を活かして、テクノロジー・リスクを最小化しながら、高品質なシステム構築を支援しました。今回活用したIBMの「IBM Global Express」は、グローバル業務統合に対応したSAPテンプレート・ソリューション群です。グローバル標準化を前提とした業務フロー・システム機能が事前定義されており、20カ国以上の組織構造、法定帳票、税法対応、商習慣などに対応し、日中英の3カ国語での動画マニュアルを提供します。
SAP S/4HANAは、ライブビジネスを実現するための先進的なインメモリープラットフォームであるSAP HANA®向けに設計されたSAPの次世代ERPスイートです。豊富な標準機能を揃え、今後の拡張性、安定性と柔軟性に優れ、世界的に多くの実績を持つ点などが評価されました。
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