ニュースリリース

IBM Consulting、AI機能を拡張し企業変革の加速を支援

IBM Enterprise Advantageの新たなアップデートにより、ハイブリッドおよび規制環境全体でエンタープライズAI変革を迅速化
Pearson社およびProvidence社が、IBMとともにAI変革を加速
AWS社およびSAP社との協業拡大により、マルチ・エージェント間の相互運用性と展開の柔軟性を向上
2026年05月8日

【米国マサチューセッツ州ボストン - 2026年5月6日(現地時間)発】

IBMは、Think 2026において、企業による独自のハイブリッドAIプラットフォームの構築・運用を支援する、業界初のアセット活用型コンサルティング・サービスであるIBM Enterprise Advantageを通じた新たな機能を発表しました。また、IBMはお客様向けコンサルティング・サービスを提供するための社内ハイブリッドAIプラットフォームであるIBM Consulting Advantageのアップデートも発表しました。本日、Pearson社、Providence社、およびAmazon Web Services(AWS)社がThinkのステージに登壇し、重要なワークフローやシステム全体でAIを導入するために、これらの機能をどのように活用しているかを共有しました。

 

IBMのシニア・バイス・プレジデント兼コンサルティング事業責任者のモハマド・アリ(Mohamad Ali)は、次のように述べています。「企業は単にAIの拡張を目指しているのではなく、複数のAIスタックにまたがり、自社のビジネス環境にあわせて統制の取れた形でAI導入を拡大しようとしています。Enterprise Advantageでは、主権性を中核に据えた独自の社内AIプラットフォームの構築を支援し、Consulting Advantageでは同じアプローチを用いてお客様へのサービス提供を行っています。これらはいずれもIBM watsonxによって支えられています」

 

業務コンテキストを備えたAIエージェントを構築するための新機能

IBMは、コンサルティングの専門知識とソフトウェアを活用した提供モデルを組み合わせ、企業が日常の業務プロセスにAIを組み込むことを支援するため、Enterprise Advantageの2つの新たなアップデートを発表しました。

  • Context Studioは企業が自社のデータおよび業務プロセスの構造に基づいたAIエージェントを構築することを可能にします。この機能は、大規模な環境でも精度、関連性、パフォーマンスの向上を実現し、データ、モデル、意思決定を複数の環境にわたって制御可能にすることで、デジタル主権の確保も支援します。Context Studioは、現在利用可能です。
  • Process Studioは、何千もの標準業務手順や関連文書からロジックを抽出するAIエージェントを活用し、既存のワークフローをエージェント対応のワークフローへと変換できるよう支援します。Process Studioは、近日提供予定です。

 

当社では、最近のお客様プロジェクトにおいて、Process Studioに組み込まれる予定の社内アセットを用いて1,400の業務手順を分析し、1,000件を超える改善機会を特定しました。その結果、エージェント型AIの活用により、18カ月で25%以上の運用コスト削減が見込まれるワークフローの再設計を実現しました。

 

先進的な組織がAIにより人材システムを再構築

AIエージェントの認証からケア提供者の採用の加速に至るまで、企業はAIを活用して重要な人材システムのモダナイゼーションを進めています。

  • Pearson社とIBMがAIエージェント検証ソリューションをプレビュー

Pearson社とIBMは、AIエージェントが特定の業務を遂行するために必要なスキルを備えていることを保証し、継続的に評価する新機能のプレビューを予定しています。この機能は、IBM Enterprise AdvantageをモデルとしたPearson社の社内AIプラットフォーム上で開発されており、企業が人間の専門知識とAIアシスタント、エージェント、およびアセットを統合的に管理できるよう支援します。

  • ProvidenceがAIにより採用プロセスの効率化とケア提供者の体験向上を実現

米国最大級の医療システムの一つであるProvidenceは、IBM Consultingと連携し、既存の人事プラットフォームに統合されたIBM watsonx Orchestrateを活用して、AI搭載の人事エージェントを導入しました。約8カ月後には大きな成果が得られました。マネージャーは採用手続きにかかる時間を90%削減し、このシステムを通じて作成される求人要件の精度は70%向上しました。その結果、後からの修正作業はほぼ不要となっています。また、社内異動も加速され、平均で12日早く新しい職務への配置が可能となりました。これによりポジション充足までの時間と異動コストを60%削減し、ケア提供者をより迅速に必要な現場へ配置できるようになり、医療へのアクセス向上につながっています。

 

相互運用性の拡大とFedRAMP認証済みの新たな導入オプションにより、お客様はAIを大規模に運用するための柔軟性をさらに高めることができます。IBM Consulting Advantageは現在、FedRAMP認証環境で利用可能です。

  • SAPとのマルチ・エージェントAI相互運用性の推進:IBMとSAP社は、Agent2Agent(A2A)の相互運用標準を通じた協業を拡大し、お客様向けに複雑なマルチ・エージェント・サービスを提供できるようにしました。IBM Consulting Advantageのエージェントは、IBMのwatsonx Orchestrateエージェントと連携して稼働するSAP社のJouleエージェントを管理できるようになりました。
  • AWS社によるIBM Consulting Advantageの提供拡大:IBM Consulting Advantageは現在、FedRAMP認証を取得し、AWS GovCloud(米国)上で利用可能となっています。これにより連邦政府機関は、基盤となるインフラストラクチャーを管理することなく、政府のコンプライアンス、セキュリティー、データ・レジデンシー要件に対応しながら、AIおよび自動化機能へ安全にアクセスできます。

 

これらの機能強化は、企業のAI活用の推進を支援するというIBMの取り組みを示しています。AIを活用したサービス提供と強力なパートナーシップを通じて、IBM Consultingは、お客様が基盤のモダナイゼーション、テクノロジー・スタック全体へのAI統合、AIを拡大するための相互運用性の確立を支援しています。

 

将来の見通しに関する記述

IBMの将来の方向性および計画に関する記述は、予告なく変更または撤回される場合があり、目標および目的を示すものにすぎません。

 

本資料は、2026年5月6日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。原文はこちらをご参照ください。

 

IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/trademark をご覧ください。

Release Categories

プレスリリース、各種取材のお申込みに関するお問い合わせ先(報道関係者様専用窓口)

※報道関係者様以外からのお問い合わせは受け付けておりませんのでご了承ください。

日本IBM 広報代表

電話: 03-3808-5120

e-mail: PRESSREL@jp.ibm.com

 

その他お問い合わせ窓口一覧