ニュースリリース

2019年 新年のご挨拶

2019年01月 4日

TOKYO - 04 1 2019: 
2019年1月4日

 

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

2018年は、近年注目を集めてきたAIに加え、ブロックチェーンや量子コンピューティングといった革新的な技術の研究や活用が拡大し、多くのお客様と多様な協業と共創が進んだ年となりました。

企業の基幹システムでのクラウド活用も加速し、多くのお客様で、既存システムとシームレスに連携できるハイブリッド・クラウドやマルチ・クラウドの構築が急務となってきます。また、幅広い業務で複数のAIを活用するようになり、組織を横断したデータ管理だけでなく、判断の信頼性を適切に管理することも求められます。そのため、IBMでは、「信頼性と透明性に関する基本理念*」を掲げ、AI開発の目的やデータの所有権、技術の透明性などを明示し、全ての活動の指針としています。

2019年、当社は、長年にわたって培ってきた、さまざまな業界の業務システムの構築や運用の知見をもとに、ハイブリッド・クラウドやマルチ・クラウドの構築・管理をはじめとしたお客様の基幹業務の本格的なクラウド化を支援していきます。また、お客様に最新のテクノロジーを安心して活用いただけるよう基本理念に基づいた製品・サービスを提供するとともに、業界に先駆けてこの理念の普及を推進してまいります。

日本アイ・ビー・エム株式会社
代表取締役社長 エリー・キーナン

*ご参考:「信頼性と透明性に関する基本理念」

  • IBMが開発する「AI」の目的は、あくまで人間の知能の「拡張」であり、「代替」ではない。
  • AI等を通じて入手したデータや知見は、それらの創作者や所有者に帰属し、IBMはお客様に所有権の譲渡を求めない。
  • AIをはじめとする最新技術は、企業や社会が理解し信頼できるよう、透明性を持ち説明可能なものでなければならない。いかなる人も、ブラックボックスを無条件に信用するよう求められるべきではない。

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