ニュースリリース

IBM、チャネル・パートナーにVMwareソリューションの販売機会を提供し、ハイブリッド・クラウドの導入を促進

IBMビジネス・パートナーはVMware Cloud FoundationおよびVMwareベースのクラウド・サービスの販売が可能
IBMパートナーが支援することで、お客様は既存のVMware環境を数時間以内に簡単にクラウドに拡張可能
トレーニングを受けた4,000人以上のIBMサービス担当者が、VMware環境をIBMクラウドに拡張する企業を支援
2017年02月21日

TOKYO - 21 2 2017:

[米国ネバダ州ラスベガス(IBM PartnerWorld)-- 2017年2月14日(現地時間)発]

IBM(NYSE: IBM)は本日(現地時間)、チャネル・パートナーがVMware Cloud FoundationおよびVMwareベースのクラウド・サービスを簡単に販売できるようにすることにより、ハイブリッド・クラウドの導入促進を支援していくことを発表しました。今回の新たな取り組みの一環として、IBMビジネス・パートナーはクラウド・サービスを提供できるようになります。お客様はそれらのサービスを利用して、既存のVMware環境を速やかにIBMクラウドに拡張できます。

画像: IBMとVMware: 強化されるパートナーシップ

IBMビジネス・パートナーは、計画、アーキテクチャー、移行、エンドツーエンド管理を含むライフサイクル・サービス一式を提供することにより、オンプレミスのVMwareベースのシステムをクラウドに移行しようとしているお客様に、ワンストップ・ショップを提供できるようになります。

IBMは、Avnet、BMSIX、Ingram Micro、Tridatum、Vicomなど、IBMクラウド上で動作するサブスクリプション型の新しいVMwareサービスを販売することに期待を寄せるチャネル・パートナーにこのオファリングを提供する最初の企業です。

Avnet Technology Solutions, Americasの戦略および専門家事業部門担当シニア・バイス・プレジデントであるセルジオ・ファラーシュ(Sergio Farache)氏は、次のように述べています。「IBMクラウド上でVMwareソリューションを利用できることは、当社のパートナーがお客様のハイブリッド・クラウドの導入実績をさらに伸ばすための有益なリソースになります。コグニティブ・コンピューティングやデータ・アナリティクス、IoTソリューションを導入する企業が多くなる中で、これは重要なことです。Avnetのソリューション専門家は、パートナーがお客様のニーズに最適なクラウド・ソリューションを短期間で開発できるようにお手伝いする準備ができています。当社のIBMビジネス・パートナーは、Avnet Cloud MarketplaceやIBM関連の教育サービスを通じてAvnet VMwareプラグインにアクセスできるのはもちろん、IBMクラウド上のVMware Cloud Foundationにもアクセスできるようになるので、さらに技術を向上させることができます」

お客様とチャネル・パートナーは、IBMクラウド上で動作するVMware Cloud FoundationおよびVMwareベースのクラウド・サービスを使用することによって、事前構成されたVMwareソフトウェア・デファインド・データセンター(SDDC)環境を自動的にプロビジョニングできるようになります。自動化されたこのプラットフォームには、VMware vSphere®、vSAN™、NSX®、およびSDDC Managerが統合されており、お客様に幅広いインフラストラクチャの選択肢を提供します。1,000社を超えるお客様と契約している状況で、IBMとVMwareのグローバル・パートナーシップは、より多くの組織が、数週間や数カ月ではなく、数時間で既存のワークロードをクラウドに拡張するのに役立っています。

IBMクラウド担当バイス・プレジデントであるゼーン・アダム(Zane Adam)は、次のように述べています。「企業は、短期間で簡単にワークロードを導入し、プライベート・クラウド環境からパブリック・クラウド環境に移行できる方法を求めています。IBMは、チャネル・パートナーおよびVMwareとともにいち早く市場に参入することによって、お客様が既存のIT投資をハイブリッド・クラウド環境で最大限に利用しながら、ビジネス機会を拡大および創出できるようにします」

VMwareのクラウド・プロバイダ・ソフトウェア担当シニア・バイス・プレジデントであるエージェイ・パテル(Ajay Patel)氏は、次のように述べています。「IBMとVMwareは、企業が短期間で簡単にワークロードをクラウドに拡張できるようにするという共通の目標を共有しています。お客様は、IBMとVMwareの戦略的パートナーシップを利用して、エンタープライズ・アプリケーションやディザスタ・リカバリ・ソリューションを、クラウド・データセンターのグローバル・ネットワーク全体に移行および導入することができます」

10年以上にわたり緊密に連携してきたIBMとVMwareの両社は、企業のハイブリッド・クラウドの導入促進を目的とした戦略的パートナーシップを発表しました。IBMは、VMware Cloud FoundationにVMwareベースの完全な自動化サービスを提供する初めてのVMware vCloud Air Networkサービス・プロバイダになります。

またIBMは、IBMクラウドを利用するVMwareユーザの支援に必要な専門知識を備えた4,000名のグローバル・サービス・コンサルタントを動員し、計画から、アーキテクチャー、移行、エンドツーエンド管理に至るライフサイクル・サービス全体のポートフォリオを提供します。さらにIBMは、IBMクラウド上でVMwareソリューションを支援するため、HyTrustやVeeamなどのビジネス・パートナーと広範なエコシステムを展開しています。

当報道資料は、2017年2月14日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2017-02-14-IBM-Accelerates-Hybrid-Cloud-Adoption-By-Enabling-Channel-Partners-To-Offer-VMware-Solutions (US)

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